ハムスターをお迎えしてからの1週間②さとる君との2日目
前回はさとる君をお迎えした日について、さとる君との出会いや、初日の様子などをご紹介しました。
今回は2日目、さとる君のお世話で私がどんなことをしたか、それから早速初心者にありがちな失敗をして、痛い目にあったことなどをご紹介します。
特に私と同じくハムスターについて詳しくない、という人は参考になるところがあるかもしれないので、読んで頂けたらと思います。
2日目のさとる君
朝にケージをのぞき込むと、端っこにいたさとる君。この時点ではまだ巣箱を買っておらず、さとる君は床材を積み上げ、その中に潜り込んでいました。
こちらを見る目が、不安そうですね。
私が2日目にしたさとる君のお世話
この日に私がしたことは、
- ご飯とお水の交換
- トイレ掃除
- 見える範囲のうんちを取る
この3つです。
本当は「ご飯とお水の交換」だけして、後はそっとしておくべきだったかもしれません。店員さんにも「1週間くらいはそっとしておきましょう」と言われたので。
でもどうしても我慢できなくて、ちょっと掃除をしてしまいました。
まぁ6月で梅雨の時期でしたし、あまりにうんちが多いので、「清潔にしておきたい」という思いもあったのですが。
でもさとる君からすると、迷惑だったかもしれないですね。
ごめんね、さとる君。
さとる君の様子は?
朝はケージの端っこからあまり動かず、ちょっと不安そうにこちらを見ていたさとる君ですが、夜になるとなんとすごく近づいてきてくれました!
つぶらな瞳にちっちゃな手。もう私の口からは「可愛い!」しか出てきません。
ちなみにさとる君、水を飲むところも見せてくれました。ちっちゃな手で飲み口を押さえるようにして、上手に飲みます。
可愛くて、可愛くて、ケージの前にしゃがみこんでガン見してしまいました。
我慢できない未熟な飼い主でごめんね、さとる君。
2日目に起きた最高に嬉しかったこと
この日起きた最高に嬉しかったことは、さとる君が私の手からおやつを食べてくれたことです!ちなみにあげたのは、店員さんから「大体どの子も好きですよ」と勧められた、乾燥タイプのお豆腐。
きっと手渡しでおやつをあげるなんて、2日目で早すぎると思うのですが、我慢できずあげてみたら食べてくれて、大喜びしちゃいました。子どもみたいですよね。
まぁ私が子供の頃に飼っていた、2匹のジャンガリアンハムスターが、母の友人から譲り受けた子達で、最初から手の上に乗る、手からおやつを食べる、というのが当たり前なくらい人に慣れていたので。
どうしてもその時の感覚が抜けてなくて、ついあげちゃいました。まぁただの言い訳ですけど。
調子に乗ったらさとる君に噛まれた!
上で書いたように私はなんと2日目で、さとる君に手渡しでおやつをあげてしまいました。どう考えても早すぎるでしょうが、奇跡的にさとる君が受け取って食べてくれて、それがもう嬉しくて、嬉しくて。
それで調子に乗ってしまい、「もっとお豆腐をあげよう!」とまた手渡しであげようとしたら、さとる君にガブッ!と人差し指を噛まれてしまいました。
噛まれたのは指先で、皮膚と爪の間から血が出ました。結構痛かったです。まぁ自業自得で、どう考えても調子に乗った私が悪いんですが。
なのでハムスター初心者の人は、私を悪い見本として、お迎えしてまだ日が浅いうちは「手渡しでおやつをあげよう!」なんてことはしないようにしましょう。
特にお子さんのいるご家庭は、注意が必要かと思います。
噛まれてもハムスターに怒らない!
実は私、子どもの頃にセキセイインコを合計で4羽飼っていたことがあり、噛まれて指から血が出る、というのは何度も経験があります。
なので、さとる君に指をガブッ!と血が出るほど噛まれても、パニックになることはありませんでした。
ただ噛まれるのが初めてという人は、驚きや痛みから大声を出したり、ハムスターの体をつかんで無理やり引きはがそうとしたり、といったことをしてしまう可能性があります。
確かに血が出るほど噛まれると、痛いのは当たり前ですし、パニックになってしまう人もいるでしょう。
でも大声を出すとハムスターはびっくりしますし、無理やり引きはがそうとしたりすると、ハムスターが怪我をしてしまうかもしれません。
もちろん噛んだことに怒って、ハムスターにデコピンするなど、暴力を振るうことは言語道断です。それは「動物虐待」にあたる、と私は思います。
ハムスターは小さな生き物です。たとえ人間の子どものデコピンでも、ハムスターにとってはとてつもない威力のはずです。
それにハムスターが噛むのは、多くの場合「恐怖」からでしょう。ということは、悪いのは噛んだハムスターではなく、噛まれるほど怖がらせてしまった人間の方、だと私は思います。
なのでもし噛まれたとしても、ハムスターに怒って暴力を振るう、なんてことは絶対にしないようにしましょう。
ハムスターが噛んだ指を離してくれない時は?
さとる君は私の指をガブッ!と噛んだ時、すぐに離してはくれませんでした。さとる君の方から離してくれるのがベストかな、と思ってしばらく待ってみたんですが、なかなか離してくれない。
私としては「さとる君の口に私の血が入らないか」と心配で、いつまでも待っていられなかったので、ある方法をとり離して貰いました。
それは息をふっと、吹きかける方法です。あくまでふっと、短く小さく吹きかけました。するとさとる君はすぐに、指を離してくれたんです。
ちなみにさとる君が私の指を噛んだのは、今のところこの1回のみです。
ただこの「息をふっと吹きかける方法」は、ハムスターにストレスを与える、と批判的な意見も多いようです。
私はハムスターについての専門的な知識がないので、当然ですが私の行った「息をふっと吹きかける方法」が絶対に正しい、などと広めるような考えはありません。
ただ特にお子さんが噛まれた場合、「痛くても、ハムスターが離してくれるのを待とうね」という訳にはいかないでしょう。
子どもではなく大人でも、ハムスターの方から離してくれるのをいつまでも待っている、というのは無理だと思います。
そういう、他に方法がない、どうしようもない、という時に「息をふっと吹きかける方法」は、ハムスターを物理的に傷つける危険性が低いので、ひとつの選択肢として知っておいても損はない、と私は思います。
まとめ
今回はさとる君との2日目についてご紹介しました。特にハムスター初心者の人は、私のように指をガブッ!と噛まれる、ということがあるかもしれません。たとえちっちゃなハムスターでも噛まれると痛いし、血が出ることもあります。
でもほとんどの場合、悪いのは噛まれるほどハムスターを怖がらせた人間の方です。人間よりもはるかに小さく弱いハムスターに対して、噛まれたからといって怒って暴力を振るうことは絶対にしてはいけません。
私もさとる君を怖がらせてしまったことを反省し、小さくて可愛い家族をもっともっと大切にしていきたいと思います。
ハムスターをお迎えしてからの1週間①さとる君との1日目
2022年6月6日、ゴールデンハムスターの長毛種の男の子、さとる君をお迎えしました。さとる君は2022年4月下旬生まれ。(ちなみに関係ないですが、私も4月下旬生まれです)
ふわっふわの長い毛が魅力的で、時々私はさとる君のことを「可愛い毛玉ちゃん」と呼んでしまいます。
今回はそんな可愛くて仕方ないさとる君をお迎えした初日のことについて、ご紹介したいと思います。
自宅に連れて帰って来たばかりのさとる君
さとる君とは、ホームセンターのペットコーナーで運命の出会いをしました。
小さな段ボール箱に入れられたさとる君。お店から待って貰っていたタクシーに乗り、5分ほどで自宅について出してあげようとしても、なかなか出て来てくれませんでした。
突然知らない場所に連れて来られて怖かったんだね、さとる君。
でもセットしたお部屋に入れてあげると、すぐにうろうろ。やっぱりふわふわで可愛い!
さとる君を選んだ理由は?
実は最初キンクマハムスターをお迎えする予定で、ホームセンターのペットコーナーに行ったのですが、そこでさとる君に一目惚れした、というのが理由です。
実は私、毛の長いタイプのハムスターを見たのは、さとる君が初めてでした。一目見て、「ふわっふわ!」と目を奪われたんです。
初めて見た時、さとる君は他の2匹と仲良く身を寄せ合って眠っていました。私は「みんな可愛い!」と思いながらしばらく見ていたんですが、突然さとる君が顔を上げて、こちらにやって来たんです。
そして私の前で、ぐいーんと体を伸ばして、正面から可愛い顔を見せてくれました。もうこれだけで、私はノックアウト。予定を急遽変更して、さとる君をお迎えすることにしたのです。
もしかすると私がさとる君を選んだんじゃなくて、さとる君が私を選んでくれたのかな?そうだとしたら嬉しいな、と思っています。
お迎えに必要なものは店員さんに教えて貰った
実は私、ハムスターについて詳しくありません。
なんとさとる君がゴールデンハムスターの長毛種、というのも、ネットで調べて知ったことです。ペットコーナーでは「カラーハムスター」と表記されていましたし。
(ちなみにそれを見た時、「カラーハムスターって何?色がないハムスターがいるってこと?」って思っちゃいました)
でもハムスターをお迎えするのが全くの初めて、という訳でもありません。子どもの頃にジャンガリアンハムスターを2匹、飼っていたことがあるので。
まぁ25年くらい前の話なんですが。
しかもその2匹は母の友人から「もう老夫婦だけど、子どもを産む心配はないから」と言われ、ケージなどと一緒に譲り受けたんです。
当時は今のようにネットでパッと調べる、ということはできませんでしたし、ご飯など基本的なことは譲ってくれた母の友人から教えて貰ったので、その通りにするのが当然だと思っていました。
まぁお世話も子どもだったので、完璧にできていたとはとても言えないでしょうし。
ただ今回は違います。私はもう大人ですし、お世話をするのは私一人なので、無責任なことはできません。
ペットコーナーで「さとる君をお迎えする!」と決めた後は、ケージやご飯など、ハムスターをお迎えするために最低限必要と思われるものを、店員さんに教えて貰って購入しました。
もちろんネットや本などで調べることも必要かと思いますが、店員さんに聞くのもけして悪くない方法だと思います。
実際私がお世話になったペットコーナーの店員さんは、とっても親切・丁寧に教えてくれましたよ。
さとる君をお迎えする時に購入したものは?
ちなみにさとる君をお迎えする時に購入したものは
- ケージ
- 床材
- トイレ
- トイレの砂
- ご飯
- おやつ
です。
- ご飯用のお皿
- 温度湿度計
は、自宅にあるものを使いました。店員さんが「わざわざ買わなくても自宅にあるなら、それを使えばいい」と教えてくれたからです。
ちなみに
- 巣箱
- かじり木などの玩具
は後から購入しました。巣箱に関しては、店員さんに「巣材を使って自分で巣をつくるから、巣箱は必ずしも必要とは言えない」と言われたからです。かじり木については、「今すぐ買う必要はない」と言われました。
まぁ後から「巣箱はあった方が、さとる君が落ち着くかな」と思い、かじり木などの玩具は「さとる君の歯が伸びすぎたら大変だ!」と思って、ネットで購入したのですが。
初日のさとる君の様子は?
ハムスターをお迎えした初日についてネットで調べると、「動かない」とか「水を飲まない」とかが出てきて、不安になったのですが。
でもさとる君は初日から、元気に動き回っていましたよ。
私が見ている前で回し車に乗って走ったり、特に夜中は大暴れで、ガタンッ!ゴトンッ!と音がするので、心配で何度もケージをのぞき込みました。
まぁさとる君がケージの中を暴れ回る音、だったのですが。
それと「キュッ!キュッ!」と結構大きな声で鳴いていたので、それもびっくりしました。
なにしろ子どもの頃に飼っていたジャンガリアンハムスターは、鳴き声を聞いた覚えがなかったので。なので「ハムスターって鳴くの!?」と驚き、心配したものです。
ちなみにさとる君は今でもよく「キュッ!キュッ!」と鳴きます。
声は前より小さくなった気がしますが、回し車で走りながら、ご飯を食べながら、毛づくろいをしながら、可愛い声を聞かせてくれます。
まぁ今でも気になって、声が聞こえると夜中でものぞき込んだりするのですが。(同じ部屋で寝ているので)
既にお話した通り、私はハムスターに詳しくないので、専門的なことはわかりませんが、もしかすると「さとる君は独り言が多いタイプなのかなぁ」と思っています。
まとめ
今回は私の愛する家族、さとる君をお迎えした初日についてご紹介しました。これからさとる君をお迎えした1週間、つまり7日目までどんなことがあったか、などを書いていくので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。